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よむとす No.192 雑誌はいかが?

[2019年1月15日]

ID:637

雑誌はいかが?

中央図書館 坂 元香

 

図書館では、本だけでなく雑誌も借りられます!

中央図書館は225タイトル、鼎図書館は60タイトル、上郷図書館は83タイトルもの雑誌を収集しています。書店さんで手に入らない郷土雑誌やバックナンバーなども読むことができます。基本的に最新号は貸出できず館内でご覧いただくのですが、次の号が出ると貸出できます。図書と同じように最新号から予約もできます(一部貸出できないものもあります。)。

中央図書館では、1階・中2階・2階郷土資料室にそれぞれ雑誌コーナーがあります。今回は、中央図書館の中2階の雑誌と新しく入った雑誌の一部を紹介します。


「こころの元気+(プラス)」

うつ病や統合失調症などの精神疾患をもつ人や、その家族が必要な情報を提供している雑誌です。「副作用を減らしたい」、「私の親は病気です」、「ぐっすり眠りたい」など毎月のテーマにそった患者自身の体験談や、支援、現状、専門医や薬剤師の解説で病気や薬との付き合い方を提案しています。体験談がとても多いのが特徴で、沈んだり硬くなった心がほぐされ、気持ちが軽くなったり、前向きになれる雑誌です。


「おはよう21」

介護に携わる職業の人のための雑誌です。介護の職場で役立つ知識や技術を教えてくれます。技術の説明は、写真やイラストを使っていてとても詳しく書かれています。【実際に役立つ】ようにわかりやすく紹介しています。介護する側の問題やケアなどの情報もあります。また介護職の方だけでなく、家族に、介護を必要とする人や認知症の人がいる方にも、役立つ情報があると思います。


「実践障害児教育」

ADHD・アスペルガー症候群・高機能自閉症などの発達につまずきのある子どもの特別支援教育をサポートする雑誌です。主なテーマは、障害理解と児童生徒の指導、教材・教具、自立活動、コミュニケーション指導、保護者連携、ユニバーサルデザイン、インクルーシブ教育システム、合理的配慮、など。支援に繋がるさまざまな最新情報や先進事例を紹介しています。先生や保護者の方に役に立つ情報があると思います。


「日経メディカル」

最新の臨床情報・医学研究情報や医療行政情報など、医療界の最新動向をいち早く掲載しています。臨床医のための…と紹介されているので、医療に関わる人にとっては充実した内容になっていると思います。特集も多岐にわたっているので、幅広く医療の話題を得るのに役立つ雑誌です。


「産直コペル」

「農と暮らしの新たな視点を探る」をテーマに、全国の地域おこしや直売所に関する情報を発信している雑誌です。出版社は、長野県駒ケ根市にある産直新聞社。農村が元気になるような記事ばかりで、たくさんの先進事例は参考になるのではないでしょうか。農村文化全般について情報を得ることができます。


「ソトコト」

「社会や環境がよくなって、そしておもしろい」をテーマとしたソーシャル&エコ・マガジン。ロハス(地球環境保護と健康を重視する生活の仕方)な情報をいろんな視点から紹介しています。特集もさまざまで、「あたらしい仕事図鑑」、「人が集まっている場所のつくり方」、「移住のはじめかた」、「ローカルキャリアのつくり方」などなど。また、飯田下伊那の事例紹介もたくさんあります。「ソーシャル」「ローカル」「スローライフ」このキーワードが気になる方にはおすすめです。お洒落で楽しい、そして身近にある知らない世界を発見してワクワクできる雑誌です。


よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。