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よむとす No.71 空を見上げたくなる本 2013年12月15日

[2017年6月8日]

ID:55

空を見上げたくなる本

中央図書館 的場美貴

今年も終わりに近づき気がせく毎日ですが、冬の空は乾燥しているためかとてもきれいです。ちょっと空を見上げてみませんか?

『スノーフレーク -雪結晶のふしぎを探る-』

『スノーフレーク -雪結晶のふしぎを探る-』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

ケネス・リブレクト/著 パトリシア・ラスムッセン/写真
でがわあずさ、広田敦郎/訳 山と渓谷社 2006年11月

この本は、雪結晶のふしぎを解説したビジュアル科学本です。
雪の結晶は一つとして同じものはないそうです。普段は何気なく落ちてきている雪ですが、結晶のひとつひとつが重なり合って出来ていると思うと不思議な気がします。いろいろな種類の結晶の写真が載っているので、見ているだけでも楽しめる本だと思います。

『雪の結晶ノート』

『雪の結晶ノート』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

マーク・カッシーノ、ジョン・ネルソン/作 千葉茂樹/訳
あすなろ書房 2009年11月

雪は小さな「ちり」から出来ています。この本は児童書なので「ちり」が雪の結晶の「しん」になる過程が絵で説明してあり分かりやすいです。
雪の結晶の観察の仕方もわかりやすく、簡単に出来そうなので私も一度やってみたいです。
ちなみに雪を受け止めるためには、十分に寒いことを確認することだそうです。

『すごい空の見つけかた』

気象予報士の資格を持つ著者が、30年以上かけて撮った四季折々のいろいろな空をとりあげ、それらの探しかたや見える理由を解説している空の写真集です。
「空を見上げる心地よさと体に受ける空の光は、自分の体と心を健康にしてくれそうな気がします」と武田さんもいっていますが、乾燥して晴れた日に見える青空や台風が去ったあとの夕焼け空などの写真を見ているとまさにその通りだと思います。
『すごい空の見つけかた 2』(別ウインドウで開く)も出ています。こちらもあわせてどうぞ。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。