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よむとす No.284 ハチ

[2022年11月15日]

ID:954

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ハチ

上郷図書館 木下 陽子

朝ご飯にかけたちりめんじゃこにタコが入っていました。その日の昼食の値段が888円でした。八本足のタコといい金額の八並びといい末広がりで縁起がいいな。今回のよむとすのテーマは「8」にしようかな。あ、数字以外にもいろいろな「ハチ」の本があるぞ…。


『くらべてわかるオノマトペ』

『くらべてわかるオノマトペ』(別ウインドウで開く)

小野 正弘/著 東洋館出版社 2018年7月

まずは「8」。図書館の本は内容ごとに分類記号が決められています。8分類は言語です。その中から擬音語と擬態語であるオノマトペについて書いてある本を選びました。

この本では心の動き、体の感じ方、態度、五感などを表す擬態語の中の似た意味合いの言葉を比較しています。例えば「にこにこ」と「にやにや」、「でれでれ」と「めろめろ」などです。私が特になるほどと思ったのは頭痛の時に使用する「がんがん」と「ずきずき」の比較です。私は天候の変化により頭が痛くなります。最初に頭が「ずきずき」し、ひどくなってくると「がんがん」します。本文では頭痛以外で「ずきずき」と「がんがん」が用いられる例文からその言葉がどのような時に使うのか、どんなイメージなのか考察しています。そしてそのオノマトペがどんな状態の頭痛を表しているのか示しています。その結果を読んで私のオノマトペの使い方はあながち間違っていなかったなと思いひとりにやにやしました。


『みつばち高校生 富士見高校養蜂部物語』

次は「蜂」。ミツバチを育てている高校生たちの実話です。
長野県富士見高校には年月に発足した養蜂部「ハッチBee8(ビーエイト)」があります。全国でも珍しいそうです。彼らは高校の敷地内に設置されているいくつもの巣箱で日本ミツバチの群れを飼育しています。飼育のほかにミツバチを通じての地域交流、環境整備、広報活動、ハチミツを使った料理の開発なども行っています。
物語は養蜂部ができる年前から養蜂部ができて年目の日本学校農業クラブ全国大会で活動内容を発表し日本一に輝くまでの記録です。養蜂部ができた経緯、活動内容、農業クラブ大会出場に向けての準備や発表などが詳細に記されています。とはいえ、この冊に収まりきらなかった出来事や想いが多々あるだろうなと思いました。養蜂部員たちは自分たちにたくさんのことを気づかせてくれたミツバチに敬意をこめて「ミツバチさん」と呼んでいるそうです。
 

『はちうえはぼくにまかせて』

『はちうえはぼくにまかせて』(別ウインドウで開く)
ジーン・ジオン/さく マーガレット・ブロイ・グレアム/え もり ひさし/やく ペンギン社 1981年8月

最後は「鉢」。夏休みにご近所の鉢植えを預かる男の子のお話の絵本です。

トミーはお父さんにうちでは夏休みはどこへも行かないからなんでも好きなことをやっていいと言われます。そこで夏休みに旅行する人の鉢植えを預かることにしました。しかもアルバイトで!家の中は近所の人たちから預かった鉢植えでいっぱいになります。トミーはかいがいしくお世話をします。1週間、2週間経つ頃には植物はどんどん伸びてジャングルのようになります。その中でお父さんとお母さんとトミーは朝ご飯を食べたりテレビを見たりお風呂に入ったりするのですが…夏休みが終わる頃、鉢植えはどうなっているのでしょうか。

いろいろな「ハチ」探しが楽しくていい時間を過ごせました。みなさまにもいいことがありますように!



よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。


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