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よむとす No.218 私はりんごの皮がむけません。

[2020年2月15日]

ID:730

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私はりんごの皮がむけません。

中央図書館 宮内 萌

 

いや、厳密にはりんごの皮をむくのが苦手です。毎日むくとなると大変だよなあ…とずくのない私が顔を出します。そういう訳で、りんごがおいしい時期がやってくると皮むきに励むのですが、時期が過ぎると一切むかなくなるので余計上達しません。私がりんごの皮を綺麗にむけるのはいつになることやら…。今回は、私にとっては少し憎くて、でもとっても大好きなりんごの本を紹介します。


『まるかじり!りんごの本』

『まるかじり!りんごの本』(別ウインドウで開く)

『りんごの本編集部』/編 田渕 周平/絵 美術出版社 2014年11月


りんごはなぜ赤いのか、そもそもどこからやってきたのか、どう体に良いのかなどりんごの基本的な知識から、りんごのことわざやりんご農家が使っている道具といったちょっとマニアック(?)な知識まで紹介されています。まさに、りんごがまるかじりできる本です。飯田市ではおなじみのりんごのガードレールやマンホールも出てきますよ。


『さみしい王女・上』

『さみしい王女・上』(別ウインドウで開く)

金子 みすゞ/著 JURA出版局 2004年3月


いろんな生き物や植物が出てくる金子みすゞさんの詩は、彼らがどう動き、どんな気持ちなのか、ひとつひとつ考えて空想できる短いおとぎ話だと私は思っています。

この本の中に「林檎畑」という詩があります。

林檎畑があるのは七つの星のしたの雪国。枝には鐘がかかっていて、林檎をもぐと鐘が鳴ります。そして、その鐘が鳴り響くとき旅びとの凍った心がとけ、みんな涙になります。

七つのしたの雪国とはどんな場所なのか、旅びとはどんな人物なのか、みんな涙になったのは悲しかったから?それとも嬉しかったから?など、読めば読むほど空想が広がる、私が大好きな詩のひとつです。


『りんごかもしれない』

『りんごかもしれない』(別ウインドウで開く)

ヨシタケ シンスケ/作 ブロンズ新社 2013年4月


今や、大人気絵本作家のヨシタケシンスケさん。絵本作家としてのデビュー作は、この『りんごかもしれない』です。

主人公の男の子が学校から帰って来ると、机の上にりんごが1個置いてあります。

 

―でも、本当はりんごじゃないかもしれない。

 

そう思ったが最後、男の子の空想はどんどん膨らんでいきます。

「○○かもしれない」で進められていく物語に、あなたもきっと空想せずにはいられなくなりますよ…。


よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。


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