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よむとす No.174 不思議な世界

[2018年4月15日]

ID:529

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不思議な世界

中央図書館 宮内 萌

現実にありそうでない世界。怖いような気もするけれど、少し体験してみたい不思議な世界。今回は時間や時代などの“時”にまつわる不思議なお話を紹介します。


『ターン』

『ターン』(別ウインドウで開く)

北村薫/著 新潮社 1997年8月

売れない版画家、森真希は交通事故をきっかけに午後3時15分になると必ず事故に遭った前の日に戻ってしまう世界にきてしまいます。周りには誰もいません。そんなある日、今までかけることすらできなかった電話がかかってきます。それは誰で、いつとつながっているのか・・・。 この物語の“ターン”とは時間がターンするという意味もありますが、それ以外の意味も含まれています。私はその場面を読んだとき、そんな風に思える人と出会えたら素敵だなと思いました。どんな意味なのか、ぜひ読んで確かめてみてください。


『はじまりの樹の神話』

『はじまりの樹の神話』(別ウインドウで開く)

岡田淳/著 理論社 2001年4月

昨年(2017年)に完結し、全部で12作ある、こそあどの森の物語シリーズ。その第6作目のお話です。

人の言葉を話すホタルギツネが、無口な少年スキッパーの元へ助けを求めるところから物語は始まります。なんとホタルギツネは、今より何千、何百年昔から女の子と木がやってきたから助けてくれというのです。そしてその女の子は、あらゆる生命の誕生が描かれた神話と関係があるようなのです。あなたも、こそあどの森の住民になって女の子を助けてみませんか? ちなみに夜に読むと臨場感が増す、かもしれません・・・。


『オーデュボンの祈り』

『オーデュボンの祈り』(別ウインドウで開く)

伊坂幸太郎/著 新潮社 2000年12月
自分の人生をリセットしたい、となぜかコンビニ強盗をした伊藤。結局失敗し、警察に追われるも、気づいたら荻島という見たことも聞いたこともない島に来ていました。外の世界と交流することができないこの島には昔から“何かが足りない”と言い伝えられてきました。そんな中、人の言葉を話し未来を見ることができるカカシ、優午が殺されてしまいます。優午はなぜ殺されてしまったのか、そしてこの島に足りないものとは?

登場人物が多く、時代も日本が鎖国をしていたときまでさかのぼりますが、最後にはこの島の謎とともに全てが繋がります。


よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。


よむとす No.174 不思議な世界への別ルート