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よむとす No.160 乗り鉄?撮り鉄?歩き鉄?飯田線の楽しみ方

[2017年9月15日]

ID:434

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乗り鉄?撮り鉄?歩き鉄?飯田線の楽しみ方

中央図書館 小池 久仁子

不便さ(?)を楽しむ飯田線。忙しい毎日にまったりとした時間をくれる飯田線。生活の足として絶対無くしてはならない飯田線。そんな飯田線を違った角度から楽しむ本一冊と、長い距離の飯田線全線をぜひ走破したい、時間はないけどいずれは走破したいと思っている多くの方々にお薦めの本一冊と、今回は二冊ご紹介します。
飯田線は今年で全線(辰野―豊橋)開通80周年です。今年だけでも乗り鉄・撮り鉄・歩き鉄の「にわか鉄道マニア」になって飯田線を楽しんでみませんか?


『ルポ飯田線の踏切 誰も書かなかった由来を探訪』

乗って楽しむ乗り鉄、撮って嬉しい撮り鉄…の本ではありません。飯田線の踏切歩きました。(まさしく歩き鉄?)飯田線の別の楽しみ方には別の方法を教えてくれたのがこの本です。私たちが普段何気なく使っている踏切、それを一躍主役に押し出した本です。駅について書かれた本はたくさんありますが踏切にスポットをあてた本は多分あまりないのではと思います。
踏切には必ず名前がついていることを知っていましたか?著者自身が住居の近くにある踏切の名前に疑問を持ったことから踏切研究に。名前の由来を調査しているだけなのに、今まで知らなかったその地域の歴史がどんどん見えてきた。それならば飯田線飯田駅から一つずつ自身の足で歩いて、名前の由来を探してみたらきっともっといろいろなことが見えてくるだろう。というわけで歴史調査の原点であるフィールドワークでコツコツと歩いて調査した結果出来上がったのがこの本です。
身近な人たちからの情報は決して大きなものではありませんが、普段何気なく渡っている踏切の名前の由来が次々と解明されていくと同時に知らなかった歴史も浮かび上がってくることに感動です。多くの踏切を歩いた結果名前のつけ方には3パターンあるようだという著者の見解も見逃せません。(3つはどんなものかぜひ本を手に取ってみてください)
著者が最後に書いている言葉が印象的です。

「勝者の記録ばかりが歴史とは言えない」これからも集落や町内で暮らす身近な人々の輝きを文字にして伝えたい。

あなたの住んでいる近くの踏切のことも書かれています。知らなかった歴史や自分たちの生活とのつながりなどに改めて驚かされることでしょう。お薦めします。


『各駅停車飯田線 はるなつあきふゆ叢書2』

『各駅停車飯田線 はるなつあきふゆ叢書2』(別ウインドウで開く)

山盛洋介/乗車記  味岡伸太郎/編集  春夏秋冬叢書  2002年7月

乗り鉄、撮り鉄、歩き鉄、いやいや鉄道マニアじゃないけれどちょこっと飯田線に乗ってみよう。どんな方にも使える本です。豊橋から辰野飯田線全線の地域の旅の案内(温泉も網羅)をはじめ、歴史・民俗はたまた地形のことも書かれ、飯田線の歴史ももちろん書かれています。この本一冊手に取ることで飯田線沿線、三遠南信のことがすべて(といってもおかしくない)わかります。一冊片手に飯田線の旅に出てみませんか?「飯田線雑記」「飯田線乗車記上り・下り」「沿線民俗探訪」豊富な内容に改めて飯田線沿線のすごさを教えられる本です。時間がない方でもこの本を読んで旅した気分を充分味わってもらえるそんな本です。


図書館特別資料展 飯田線辰野~豊橋全通80周年

期間 2017年10月28日 土曜日 から 11月5日 日曜日

会場 中央図書館2階研修室

1937年(昭和12年)8月20日に、当時三信鉄道の大嵐駅と小和田駅の間が開通し、現在の飯田線が辰野から豊橋まで全通しました。全通80周年にあたり、飯田線に関する資料を展示、その歴史や、飯田線に込められた人々の思いを紹介します。

中央図書館では資料展のPRとして、館内に飯田線各駅の写真の掲示も行っています。駅の写真の間を鉄道レールのシールでつないでいますので、飯田線をたどることができます。ぜひご覧ください。

特別資料展飯田線全通80周年のチラシです。

飯田線辰野~豊橋全通80周年チラシ

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よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。


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