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よむとす No.135 図書館使わなくちゃもったいない! 2016年08月15日

[2017年6月8日]

ID:155

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図書館使わなくちゃもったいない!

中央図書館 瀧本 明子

さて皆さま、図書館の本を借りるのにはお金は要らない、リスエストすればおよそどんな本でも読むことができる、いろんなことを調べることができる、などなどご存知でしょうか?今回は、図書館を使う側のかたが書いた「図書館活用術」をご紹介します。これらの本を読んで、どうぞ図書館をあなたの書斎にしてください。              

『図書館「超」活用術~最高の知的空間で本物の思考力を身につける~』

図書館をうまく使いたくて司書の資格まで取ってしまった著者が、「図書館って、まあ知ってるけどほとんど行かないなあ…」という忙しいビジネスパーソンのために書いたというこの本。「人は仕事や生活をしていればさまざまな課題にぶつかります。インターネットで得る情報は、誰が調べてもたいがい似たり寄ったり。図書館へ行って、自分だけの解を見つけよう」
集中力をつけ効率をあげるための「ネット絶ち」、視点をかえて発想するための「ちょい寄り」、思考力をアップさせる「山積み術」「山積み手放し術」など、“好きな本を借りて読む”以外に、仕事や生活にどんなふうに図書館が「使える」のかその活用法と、あまり知られていない仕組みやサービスなど図書館のトリセツを教えてくれます。なかには図書館員も“ほう、そんな使い方もしていますか”と思うものまで…。知ればきっとトクをする「技」が満載です。

承諾書番号 A16-1067

『図書館を使い倒す!~ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」』

2005年の発行ですが、大丈夫、内容は古びていません。「週刊ダイヤモンド」記者として資料探しに精通している著者ならではの図書館の使い方テクニック紹介本です。
千野氏は図書館でも、ボクサーのモハメッド・アリがそう評されたような「蝶のように舞い、蜂のように刺す」スタイルをすすめます。さがしたい本があるかわからないときには棚を眺めながらあいまいに本を探し、必要なものがわかっているときは間違いなく手に入るように鋭く攻める。この本では複数の図書館での探し方を言っていますが一つの図書館でも同じでしょう。例えば、“今度の会議でどんなアイディアを提案したらよいだろう?”といったときは蝶のように舞い、“この数字がほしい!”というような場合は蜂のように刺す。蜂のように刺したいときは、職員にお声掛けいただければ時間の短縮もできます。
近頃は、インターネットで予約して借りたい本だけピンポイントで借りて帰られるかたも増えていますが、時々は館内を蝶のように舞っていただくと、思いがけず面白い本と出会えるのではないでしょうか。

『戦地の図書館~海を越えた一億四千万冊~』

『戦地の図書館~海を越えた一億四千万冊~』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

モリー・グプティル・マニング/著 松尾恭子/訳 東京創元社 2016年5月

ナチス・ドイツは、その思想に反する“非ドイツ的な本”を1億冊も焼き捨てました。一方アメリカでは、全国の図書館員が本を戦地の兵士たちに送る運動を展開、ペーパーバックの「兵隊文庫」も出版され、陸海軍は戦地図書館で兵士に本を供給しました。
過酷な状況の戦地にあった兵士たちにとって、書物は、故郷からはなれたさびしさを癒し喜びを与えてくれる友のような存在であり、心を強くしてくれるものでした。兵士たちはあらゆる所へ本を持ち歩いて読み、前線へ赴く兵士の尻ポケットにも兵隊文庫が突き出ていたといいます。
書物はどれほどのものを人に与えてくれるのでしょうか―戦地で本を読んだ兵士たちの気持ちを書いた手紙やエピソードをぜひ読んでみてください。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。