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よむとす No.87 意外と知らない…長野県のいろいろなこと 2014年08月15日

[2017年6月8日]

ID:144

意外と知らない…長野県のいろいろなこと

中央図書館 田平 江里

私たちの住んでいる“長野県”。普段の暮らしのなかの何気ない習慣や当たり前だと思っていることなども、よく考えてみると…実は、意外に魅力的なところがあったりします。そんな長野県のことを探ってみるとたくさんの発見と驚きがあり、興味深いです。
地域のことを知ると、もっと“長野県”に愛着がわいてくるかもしれません。

『長野のおきて』

『長野のおきて』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

長野県地位向上委員会/編 アース・スターエンターテイメント 2014.05

長野県は“日本一真面目な県”と言われることが多い様ですが、変わった不思議な風習がたくさんある“面白い県”でもあるそうです。この本は、そんな長野県独自の“あるあるネタ”を、買い物・グルメ編,学校編,生活習慣編などジャンル別に紹介しています。ご近所のスーパーに行けば必ず置いてある「ビタミンちくわ」。子どもの頃、漢字の練習に使った「白文帳」。どちらも、長野県でしか売られていない事に驚きです。長く住んでいても意外と知らない事がありますが、共感しながら楽しく読めます。

『知っておきたい長野県の日本一』

「長野県の日本一は?」と聞かれて“平均寿命”と答える方が多いのではないでしょうか。男女ともに平均寿命が日本一の長寿県ということで注目を浴びていますが、日本一はそれだけではありません。自然景観,農産物,生活,文化など、数多くの分野で日本一がたくさんある長野県。この本は、100項目にわたり、長野県のさまざまな「日本一」を紹介しています(もちろん、飯田の水引も)。また「高齢者の就業率」「子どもの早寝早起き」といった意外な日本一もあり、面白いです。ちなみに…飯田市は、市町村名を“いろは順”に並べると日本でいちばん最初となる市。日本一とはちょっと違いますが、何だか嬉しい気持ちになりませんか。

『信州むかし語り 6』

信州の食べものや薄れゆく昔なつかしい味の記憶など、食にまつわるさまざまなお話がたくさん書かれています。
そば,りんご,おやきなど、各地の食べものに関係する民話や著者の体験話,創作話も書かれており、飯田の五平餅にまつわる「五平さんのモチ」というお話も入っています。ひとつひとつの物語が短編になっていて読みやすく、大人から子どもまで楽しめ、いつまでも読み伝えていきたい1冊です。1~5巻(妖怪変化の話(別ウインドウで開く)山と民の話(別ウインドウで開く)動物たちの話(別ウインドウで開く)ゆかいな話(別ウインドウで開く)ふしぎな話(別ウインドウで開く))もありますので、是非あわせて読んでみてください。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。