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よむとす No.38 電車に乗ろう!と思った本 2012年08月01日

[2017年6月8日]

ID:110

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電車に乗ろう!と思った本

中央図書館 熊谷 寿志

小さなころから父に連れて行ってもらったこともあり、電車に乗るのが好きで、さまざまな路線の電車に乗りました。
その影響からなのか、たまに時間を作ってはいろいろ乗りに行ったりしています。今回は私が読んでいて、電車に乗ってどこかへ行きたいなぁ…と思った本を紹介します。

『しはつでんしゃ』

『しはつでんしゃ』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

石橋真紀子/さく 2006年 こどものとも年中向き 福音館書店 (2012年特選ライブラリー)

大学4年間自宅から通いましたが、家からバスと電車を乗り継いで、最後に乗っていたのが、この本に登場する電車です。
主人公の男の子とお父さんが、遠くへ引っ越してしまうお友達を見送りに、朝早く空港へ行くために始発電車でお出かけするというお話です。
最初に彼らが電車に乗る駅“五里浜駅”は横須賀市にある実在する駅がモデルになっています。この作者の他の作品『はいしゃへいくひ』(別ウインドウで開く)にも横須賀市内の駅や風景を見ることが出来ます。
ちょうど今頃の季節なら、始発列車の走る4時や5時でも外はうっすら明るくなっていますが、この絵本の窓から見る景色は真っ暗なので冬なのでしょうか。夏と冬で同じ電車に乗っても見る風景はまた違うように見えてきます。
余談ですが彼らが空港に行く間に乗っていた形式の電車は、私が通っていた頃には、発車する際モーターが音階(ファソラシドレミファソ~♪という音)を奏でるという一風変わった面白い電車でした。現在は騒音などの問題から、もっと静かなモーターに交換されてしまったそうです。

『じろうひとりででんしゃにのる』

『じろうひとりででんしゃにのる』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

中西恵子/さく 2010年 福音館書店 こどものとも年中向き

こちらは皆さんもご存じ飯田線が登場します。ここに登場する電車は今年3月引退した119系という電車です。飯田市は直接登場しませんが、主人公じろうくんの乗る電車には天竜峡行と行先が書いてあります。
愛知県新城市を走る飯田線の車窓(東新町駅~池場駅間)が出てきます。そんなじろうくんが初めて一人で電車に乗っておばあちゃんの家まで行くのですが、途中電車がトンネルに入り体が冷えてくしゃみをしたら、さっきまで誰もいなかった自分の目の前に、何とも不思議なおじいさんが現れます。さて突然現れたこのおじいさんの正体は一体……?
続きは読んでみてください。

『秘境駅』

『秘境駅』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

牛山隆信・栗原景/著 2008年 メディアファクトリー

飯田線の話をしたのでもう一冊、今度は身近な駅の出ている本を紹介します。
この本は駅の周辺に人工物(家・橋・道路など)が殆ど見当たらない駅を訪ねるという本です。この本に載っている駅は、そこに線路はあり列車は来るけど、降りる人もあまりいないのになぜこんなところにあるのかという駅を、著者の牛山さんが自らランキングし、駅の紹介の写真にその順位を載せて紹介しています。ウェブサイト“秘境駅へ行こう”には最新のランキングが載せられていますので、そちらものぞいてみてください。
飯田線は天竜峡駅から天竜川の深い谷に沿って豊橋駅へと進んでいきます。そこにはこの本でいう秘境駅がいくつもあります。そして読んだ後、その秘境駅を訪ねてみるのも面白いかもしれません。ただしこれらの駅に行くためには列車の本数がそもそも少ないので、一日で回ろうとすると時間に余裕があるか、車で行くかしないと到達するのは難しいなぁと思いました。
こちらの写真集は2(別ウインドウで開く)3(別ウインドウで開く)とありますのでそちらも合わせてご覧ください。