ページの先頭です
メニューの終端です。

よむとす No.144 笑う門には福来る 2017年01月01日

[2017年6月8日]

ID:85

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

笑う門には福来る

鼎図書館 玉置 郁子

新しい年が始まりました。よい1年になるように初詣をした人も多いことでしょう。笑い声が満ちている家庭には、自然と幸福が巡ってくるともいいます。今回は、笑顔とともに福を運んでくれるような本を紹介したいと思います。

『縁起物』

『縁起物』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

『現代用語の基礎知識』編集部/編 自由国民社 2016年3月

季節の変わり目や人生の節目に、私たちは「縁起」を気にしたり「縁起物」に願いを託したりするものです。でも、実際に日々の生活の中で縁起物として使ったり食べたりしていても意外となぜそうするのかを知らなかったりもします。この本では“お節料理”“お年玉”“七草粥”などの「行事と縁起物」をはじめ「お守りと縁起物」「お祝と縁起物」「動物・植物と縁起物」を取り上げています。とてもわかりやすく、きれいな写真とともに見ることができるので子どもと一緒に家族で楽しめると思います。1年の始まりの今、楽しく意味を知りながら縁起を担いでみてはいかがでしょう。

『福々ちりめん動物』

『福々ちりめん動物』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

定森朗子、美保、加奈/著 誠文堂新光社 2016年10月

この本には、招きねこや晴れ着姿の十二支など福を呼び込むかわいい動物や、歳時を彩る縁起のよい動物が55作品集められています。作り方がわかりやすく載っていて型紙も付いているので作品が出来上がった時には思わずニコニコできることでしょう。しかし、たとえ作らなくても(作れなくても…)1つ1つの縁起物に添えられている由来やそれに込められた願いを読むだけでも楽しめますし、なんといっても動物たちのかわいらしい表情を見ているだけで思わず笑顔になれる1冊です。

『ケイゾウさんは四月がきらいです。』

2017年は酉年。そこで、表紙のニワトリの絵とタイトルが目をひくこの1冊を紹介したいと思います。これは、ちょっと口の悪いニワトリの「ケイゾウさん」を主人公とした、ケイゾウさんの家のある幼稚園が舞台の連作童話です。「ケイゾウさんは○○がきらいです。」と題する10編からなるお話ですが、季節を追いながらニワトリのケイゾウさん目線でお話が描かれていて、思わず「あるある!」と笑ってしまいます。ただ、私は読んでいて、今では私より身長の大きくなった息子達の保育園時代を思い出し、少しだけしっとりした気持ちにもなりました。まさに、子どもから大人まで、それぞれ違った楽しみ方、感じ方のできる1冊だと思います。「笑う門には福来る」…。ぜひ読んでみてください。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。