上郷図書館 伊藤 理恵
みなさんのお宅では家族でどんなお話しをしますか?我が家では、夕食時にはきまってその日の給食についての話題になります。子どもたちは毎日、食べた給食に厳しい評価を下しています。
『日本全国給食図鑑』東日本編・西日本編 詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)
フレーベル館 2014年12月
『NHK食べてニッコリふるさと給食』全国スローフード給食レシピ付き 詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)
NHKBS「食べてニッコリふるさと給食」制作班/編 東京書籍 2012年4月
「その茎わかめちょうだい。」夕食で茎わかめをめぐって交渉が行われました。学校でも茎わかめの煮物は人気だそうで、「みんな、おかわりするんだに。意外だら。」と教えてくれました。
意外にも、今の子どもたちは学校給食で、野菜たっぷりのヘルシーメニューを食べています。給食では、家では摂りにくい食材や子どもたちの苦手な食材も工夫して献立に取り入れてくれているようです。栄養はもちろん、食育も含めさまざま考えられ給食は作られています。
そんな給食を大人たちだって食べてみたいですよね~。紹介する本は、地元の食材にこだわった地産地消の給食を自分で作り味わうことができるレシピ本です。手に入りやすい身近な食材で、作り方も簡単なものばかり。バランスの良い食事として参考になると思います。
そしてこの本には、長野県の給食が2校紹介されており、喬木第二小の“マツタケご飯給食”も掲載されています。子どもたちがどんな給食を食べているのか、ぜひ作ってみてください。
他に『おうちでスクールランチ39 全国各地の人気No.1給食レシピ』(別ウインドウで開く)(群羊社,2012年4月)もあります。
余談ですが、先日学校で行われた給食見学会・試食会に参加してきました。子どもたちの給食の様子を見て、実際に同じものを試食させてくれます。ちなみにメニューは、子ぎつねうどん汁、ソフト麺、切り干し大根の甘酢和え、ぐりとぐらのカステラ、牛乳でした。薄味で具だくさん、野菜たっぷりの献立でした。大変おいしくいただきましたが、家庭での食事の見直しを考える母でした。
「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。
飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。
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