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よむとす No.69 思わずプププッ 2013年11月15日

[2019年7月16日]

ID:74

思わずプププッ

中央図書館 加藤 敦子

今年も残り2カ月を切りました。年末に向け慌ただしくなっていきます。そんな忙しい中、息抜きに思わず笑ってしまう本のご紹介。

『嘘みたいな本当の話 みどり』

『嘘みたいな本当の話 みどり』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

内田 樹/選 高橋 源一郎/選 イーストプレス 2012年7月/発行

酔っぱらっていた人の話、粗忽な人の話、変な機械の話、まずい食べ物の話・・・。テーマをもとにWeb文芸誌に寄せられた153の実話が書かれています。
ひとつひとつのお話はとても短いのですが、とてもよくできていて思わず吹き出してしまうものも多々あります。実際に、私が借りて帰ったこの本を勝手に読んでいた母親が声を出して笑っていました。気分転換に手軽に読めるおすすめの本です。

『空想科学読本 ~人気マンガの気になる謎編~』

「正義のヒーローは、一瞬で変身し、すごい威力の必殺技を放つ!」
「剣の達人は、無敵の愛刀を持ち、あらゆるモノを両断する!」
「スポーツの試合でさえ、人間離れしたワザが飛び交ってしまう!」
マンガやアニメや特撮番組の世界では、これらはお馴染みのできごと。私たちは「すごいなあ」と思いながらも、素直にそれらを楽しんでいます。ですが、具体的にはどれほどすごいのでしょう。マンガやアニメの世界の出来事を科学的に検証してきたのが「空想科学読本」のシリーズです。今回の本はそのシリーズの中でも特に好評だったものを編纂し直したものです。
「刀を口にくわえて戦うゾロ。実践したらどうなる!?」では、送料込1万850円の模造刀、その名も「正宗」を購入し、実際にくわえて実験しています。ばかばかしくも真面目に考えています。知的エンタテイメントです。

『ふるさと発見!信州あるある』

最近人気の「あるある本」、ついに長野県版がでました。面白いというよりは、本当に「あるある」とつぶやいてしまう感じです。

しかし、何気なく読んでいたら「標高599mの高野山(東京)は山ではなく丘だと思う。」という一文を読んで思わず笑ってしまったのでご紹介します。他にも、「それって長野県だけだったんだ。」という発見などもありました。

この本を読んでますます郷土愛を深めていただけたらと思います。


 

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。