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よむとす No.127 「気になるっっっ!!!!」 2016年04月15日

[2017年6月8日]

ID:53

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「気になるっっっ!!!!」

上郷図書館 加藤 敦子

図書館には日々新しい本が入ってきます。えっ!?何この本??など、気になるタイトルがいっぱいです!!
自分では買わないけど読んでみようって手に取れるのが図書館の醍醐味です。
今回は私が気になった本をご紹介します!!

『顔ハメ看板ハマり道』

観光名所などに記念撮影用にたてられた顔の部分だけがぽっかり穴の開いた顔ハメ看板。この看板に命を燃やす、自称顔ハメ看板ニストの著者の作品集です。
ハマった看板総数は2千枚以上。土曜日、日曜日祝日は当たり前。出勤前や仕事終わりにハマりに行くことも多々あり、ときには有休の申請理由欄に顔ハメと書かなくてはいけないこともあるほどの情熱。
顔ハメも、ただハマればいいというものではなく、いかにその顔ハメ看板の良さをひきだすかなど、奥が深いです。
この本は作品集なので顔ハメの写真が主ですが、ただ作品を見ただけでは特に面白味はありません。が、しかし、著者の熱い顔ハメへこだわりの文章を読んでから作品を見ると笑いがこみあげてたまりません。きっとあなたもハマりたくなるはず。

『家をせおって歩く』

発砲スチロールで作った小さな家をせおって歩き、全国各地を移動しながら生活するアーティストの著者。表紙は絵ですが、中を開くと絵のまんま本当に家をせおっています!とりあえずビックリしました。
著者はちゃんと新しい土地に着くと家を置かせてもらえるよう交渉します。許可が下りたら間取り図を描きます。家にはお風呂もトイレもないので町全体を大きな家として考えた間取り図です。著者は旅をしているわけではないので距離に目標はありません。道端のコスモスやたんぽぽをながめながら進みます。電車は大きすぎて乗せてもらえませんが、フェリーに乗る際は、家は手荷物扱いでした!
私には発想できないことばかりです。子ども向け月刊誌「たくさんのふしぎ」のから出ている本なので親子で楽しんで読んでいただけると思います。
今もこの生活は続いているので飯田にもぜひ来ていただきたいです。

『言葉尻とらえ隊』

「週刊文春」(2011年10月~2014年5月)に掲載された同名コラムの文庫化されたものです。
取り上げられたトピックの内容などはやや古く、今読むと時代を感じるものもたくさんあります。著者は細かな言葉尻が気になるタイプなのですが、マスコミで使われるフレーズ、女子高生の気になる言いまわし、流行語大賞のノミネートワードなど、“モヤモヤとした違和感”のある言葉に対しての指摘が鋭く、読んでいて気持ちがいいです。コラムなのでひとつひとつが短くサクッと読めるのもまたおすすめです。この本もまた読みながら笑いがこみあげてきます。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。