中央図書館 玉置郁子
全国的に寒波のニュースで震える毎日ですが、気が付くともう3月。卒業、進学、就職、そして転勤などさまざまな『節目』を迎える季節となりました。
ということで、今回はそんなあわただしい時に少し役立つ本をご紹介したいと思います。
『子どもをひとり暮らしさせる!親の本』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)
主婦の友社/編 主婦の友社 2014.01
この本は副題にもあるとおり、「大学生を支える物と部屋と心の準備」の本です。大学進学によるひとり暮らしは子どもにとっても大きな変化の第一歩になるのはもちろんですが、親にとっても子どもを巣立たせる大きな出来事であり、双方にとって迷いや不安はつきものです。この本はお金のこと、生活のこと、メンタル的なことなどについての専門家のアドバイスはもちろん、現役の親や子の体験談やおすすめ本も満載の本です。
『ひとり暮らしをはじめる本』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)
成美堂出版編集部/編 成美堂出版 2013.03
ひとり暮らしが決まったら、どんなインテリアにしようか、どんな食事を作ろうかなど夢のふくらむ楽しい時間です。それと同時にいざ一人でやってみると「ちょっとわからないこと」、たとえば、調理のしかた、掃除にごみの出し方、ご近所との付き合い方などがでてくるものです。この本はそんなことがかわいいイラストででています。ひとり暮らしをする人はもちろん、そうでない人も「なるほど」と参考になる楽しい本です。
『ありがとう。 の本』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)
竹本 聖/著 ぶんか社 2003.11
この本は、ふだん言えているようで、でもなんとなく照れくさくて言えていないかもしれない「ありがとう」。そして、日常のなにげなくて気づかないような出来事への「ありがとう」があふれた本です。日々の生活に一生懸命になればなるほどトゲトゲしてしまう気持ちをま~るくしてくれる1冊です。ぜひ、このあわただしい時期にこそ手に取って読んでみてください。
「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。
飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。
飯田市立中央図書館飯田市立図書館