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よむとす No.101 親子で楽しむ“ましませつこさん”の絵本 2015年03月15日

[2017年6月8日]

ID:3

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親子で楽しむ“ましませつこさん”の絵本

中央図書館 関口 真紀

先日、子どもの本について深く学ぶ有志のグループ「おいもの会」の勉強会に、絵本作家のましませつこさんが来飯されました。『あがりめさがりめ』(別ウインドウで開く)『あんたがたどこさ』(別ウインドウで開く)などのわらべうた絵本でおなじみのましまさんは、穏やかな優しい方でした。ましまさんの絵本は図書館にたくさん入っています。丁寧な貼り絵であたたかみのある絵本をぜひ親子でお楽しみください。

『うめぼしさん』

『うめぼしさん』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

かんざわとしこ/文 ましませつこ/絵 こぐま社 2015年2月

この絵本は紙芝居を絵本にしたものです。画家のましませつこさんからの希望で絵本として新たに描き直され、紙芝居にはない場面も加えられたそうです。「うめぼしさん うめぼしさん」とわらべうたのようにリズミカルな文章で、梅の花から実がなって梅干しができるまでが描かれています。おはなしの最後に出てくるものは、梅干しの種の中にあるものです。何でしょう。絵本を読んでのお楽しみ。
梅の実ひとつぶひとつぶを和紙に描いて貼り絵にしたという絵はとてもあたたかみがあって優しい気持ちにさせてくれます。おにぎり、お弁当にかかせない、子どもにも身近な「うめぼしさん」、ぜひ親子で一緒に唱えながら読んでみてください。

『このへやあけて』

『このへやあけて』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

はせがわせつこ/作 ましませつこ/絵 ポプラ社 2008年11月

子ども部屋にあるお人形たちがこの本の主人公です。ページごとに違うお人形が出てきてつぶやきます。今の子ども部屋にあるかな?!どちらかというと昔懐かしい、お母さん、おばあちゃんが子どもの頃にあったそんなものが多いかもしれません。フランス人形、こけし、マトリョーシカ ブリキの金魚。古いものだけど全然古めかしくなくおしゃれに描かれ、見開きページの枠もそれぞれ人形の雰囲気にあったデザインという凝った絵本で、子どもよりお母さんの方がウキウキした気分になりそうです。
ましまさんは山形県の旧家の生まれで、ご実家には蔵があり、古いものがたくさん残っているそうです。江戸時代につくられた柿渋紙も残っていて今でも絵本作りに使っているとか。古いものを大切にするましまさんの思いが感じられる1冊です。
この絵本は、最後のページに部屋全体の絵が出てきて、出てきたお人形がどこにいるか探せるようになっているのが子どもを嬉しい気持ちにさせてくれます。

『ととけっこうよがあけた』

『ととけっこうよがあけた』詳細情報のページはこちら(別ウインドウで開く)

こばやしえみこ/案 ましませつこ/絵 こぐま社 2005年7月

ましまさんの絵本で、子どもが最初に出合いたい絵本はやっぱりこの絵本ではないでしょうか。ひとつのわらべうたを絵本にしたもので、読みきかせでもよく使います。「ととけっこう」のうたが飯田でよく知られるようになったのはこの絵本が出版されてからではないかしらと思ってしまうくらい人気で、子どもたちも大好きです。
子どもをひざに抱っこして絵本を開き、ゆったりとしたリズムでわらべうたを口ずさむ。時には身体を揺らしながら、時にはぎゅっと抱きしめながら、親子で楽しむ至福のひとときをぜひ大切にしてください。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。