飯田市立図書館では、7カ月のお子さんに「はじめまして絵本」をプレゼントしています。
4歳頃になると、物語をしっかりと楽しめるようになってきます。
おはなしの世界に入って、ドキドキしたり、ワクワクしたりする経験は、お子さんの心豊かな成長につながります。
そこで、この時期に絵本をプレゼントするのが「おともだち絵本」です。
プレゼントされた絵本が、「自分の本」としてこれから先も子どもたちのそばにいる「おともだち」になってくれることを願っています。
お家でくりかえし読んであげてください。
保育所等から保護者の方へパンフレットと申請書を配付し、4歳児(年中)さんへ希望の絵本をプレゼントします。
飯田市在住で飯田市外の保育所等に通っている方や、保育所等へ通っていない方へは、図書館から郵送等で個別にご案内します。
16冊の中から1冊選んでください。点字つきの絵本もあります。
『ぐりとぐら』
なかがわりえこ/作 おおむらゆりこ/絵 福音館書店
のねずみのぐりとぐらがすきなのは、お料理することと食べること。
ある日、森で大きなたまごを見つけてカステラを作ることに。
『ぞうくんのさんぽ』
なかのひろたか/作・絵 福音館書店
ぞうくんがさんぽに出かけます。
途中で出会ったかばくんやわにくんたちを背中にのせていきますが、
だんだん重たくなってきて…。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』
加古里子/作・絵 福音館書店
てんぐちゃんの持っているものが何でもほしくなるだるまちゃん。
うちわやげた、しまいには鼻まで。
お父さんのだるまどんが思いつく限りのものを集めてきますが…。
『こすずめのぼうけん』
ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/画 福音館書店
飛び方を教わったこすずめは、元気に巣から飛び出します。
つかれてしまって他の鳥の巣で休もうとしますが
「なかまじゃない」と入れてもらえません。
『しょうぼうじどうしゃじぷた』
渡辺茂男/作 山本忠敬/絵 福音館書店
じぷたはちいさな消防車。
りっぱなはしご車や高圧車のすみっこでちょっとしょんぼり。
でも、みんなが本当に困ったとき、じぷたの出番が来るのです!
『わにわにのおふろ』
小風さち/文 山口 マオ/絵 福音館書店
わにわにはおふろがだいすき。
おもちゃで遊んで、あわを飛ばして、歌もうたいます。
「ずるずり」「じょろろーん」と楽しいことばは、
思わず口にしたくなります。
『どろんこハリー』
ジーン・ジオン/文 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 わたなべしげお/訳 福音館書店
ハリーはおふろがだいきらい。
家からにげだして、外で思いっきり遊ぶと、どろんこでまっくろに!
家に帰っても誰もハリーだと気づいてくれません…。
『わたしとあそんで』
マリー・ホール・エッツ/文・絵 よだじゅんいち/訳 福音館書店
女の子がはらっぱで動物たちに「あそびましょ」と
声をかけると、みんなにげてしまいます。
でも、じっと静かにしているとだんだん動物たちが戻ってきます。
『三びきのやぎのがらがらどん』
マーシャ・ブラウン/絵 せたていじ/訳 福音館書店
三びきのやぎが、橋のむこうの山へ草を食べようとでかけます。
待ちかまえるのは、谷に住むばけものトロル。
やぎたちはぶじに橋をわたることができるのでしょうか。
『ひとまねこざる』
H.A.レイ/文・絵 光吉夏弥/訳 岩波書店
おさるのじょーじは、しりたがりやです。
なんでもやってみなくちゃ気がすみません。
ある日、動物園からぬけだして、あちらこちらでさわぎをおこします。
『はらぺこあおむし』
エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社
あおむしはおなかがぺっこぺこ。
月曜日はりんごをひとつ、火曜日はなしをふたつ…と次々に食べていきます。
穴あきのしかけ有り。
『おばけのバーバパパ』
アネット・チゾン/作 タラス・テイラー/絵 山下明夫/訳 偕成社
バーバパパは体のかたちを自由にかえることができます。
だれでも、いっしょに遊んでみたくなる人気者、バーバパパのシリーズ最初のおはなし。
『かいじゅうたちのいるところ』
モーリス・センダック/作 じんぐうてるお/訳 冨山房
いたずらをしたマックスは、閉じこめられた寝室から船にのって旅に出ます。
ついたのは、かいじゅうたちのいるところ。
個性的なかいじゅうの絵が楽しい。
『わたしのワンピース』
にしまきかやこ/作・絵 こぐま社
うさぎが真っ白なワンピースを着てお花畑をさんぽすると、
あらふしぎ、ワンピースが花もように…。
次々に変わるもようとリズミカルな文が楽しい。
『しろくまちゃんのほっとけーき』 ※点字つき絵本あり
わかやまけん/作・絵 こぐま社
しろくまちゃんが、お母さんとほっとけーきをつくります。
「ぽたあん」「どろどろ」「ぷつぷつ」
ほっとけーきが焼ける場面はいいにおいがしてきそう。
『おしいれのぼうけん』
ふるたたるひ、たばたせいいち/作 童心社
あきらとさとしは、おひるねの時間にけんかをして、
おしいれに入れられてしまいます。
おしいれの中で出会ったのは、地下の世界に住むねずみばあさんでした。
おともだち絵本(表紙・裏表紙)
おともだち絵本(リスト)
幼い子にとって、絵本を読んでもらうことはとてもうれしいことです。
絵本を通じて親子が心を通わせるひとときは、
大人にとってもかけがえのないしあわせな時間となるでしょう。
・ 絵本は大人と子どもが一緒に楽しむ本です
・ 絵本は大人が読んであげる本です
・ くりかえし読んであげましょう
・ テレビ・スマホの長時間の使用は控えましょう