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よむとす No.287 意外と知らない神社

[2023年1月1日]

ID:961

意外と知らない神社

鼎図書館 林 佳希

新年を迎えると、神社に初詣に行かれる方も多いのではないかと思います。私は地元と松本の神社を参拝していますが、友人は各地の有名な神社をお参りしているそうです。なぜこれほど多くの神社があるのでしょうか。身近だけれど意外と知らないことが多い、そんな神社に関する本を紹介します。

『関東・甲信越御朱印を求めて歩く山の神社・仏閣札所ガイド』

参拝に行くと御朱印をいただける神社やお寺があり、御朱印を集めるのが趣味という人もいます。わが家が代々お世話になっているお寺さんでも御朱印の記入を始めたそうで、遠方から来る方も多いそうです。この本は関東・甲信越地方の神社や仏閣の中から、山にゆかりのあるものをまとめてあります。山は古くから神様がいる場所や異界に繋がっていると言われ、山岳信仰の対象や修業の場だったようです。長野県では御嶽神社や穂高神社などが知られていますが、参拝した記念に御朱印をいただいてみるのもどうでしょうか。

『面白いほどよくわかる日本の神社』

私の住んでいる地区には八幡神社がありますが、祖母の育った地域にも○○八幡とつく神社があり、幼いころから不思議に思っていました。修学旅行で行った北野天満宮も天神様として各地に祀られていますし、それ以外にも、お稲荷様も全国に多いですね。このように同じ名前のつく神社はなぜ多いのでしょうか。この本には、そういった神社の不思議に関する解説や、そもそも神社とはなにかという根本的なことまで書かれています。ちなみに、八幡神社は大分県の宇佐八幡宮が総本社とのことでした。

『神社の由来がわかる小事典』

年末年始のテレビを見ていると、大きな神社の初詣の様子が放送されています。伊勢神宮や出雲大社、厳島神社など聞いたことのある名前が出てきますが、この神宮・大社・神社の違いは何なのでしょうか。
神社の由来がわかる小事典には、こういった神社ごとの呼び名の由来から祀られている神様が男性か女性かということまで書かれています。
自分の地区の神社はどういった神様を祀っているのか、調べてみるのも面白いかもしれませんね。

よむとす

「よむとす」とは“読む“と“~せむとす”(ムトス)を合わせた造語です。

飯田市におけるムトスの精神を生かし、読むことにかかわる活動の推進と支援を目的とした読書活動推進の合言葉です。